大切な家族である猫に長生きしてほしい、そんな時に気になるのがキャットフード選びですよね。
まずは15歳、できれば20歳まで長生きできるように、何を食べさせたら良いのでしょうか。
長生きできるキャットフード選びについて紹介しますね。
シニア猫向け長生きキャットフード選び
- 尿路結石を防ぐ配合のものを選ぶ
- 消化に良いシニア向けフードを選ぶ
- タンパク質やカロリー控えめのものを
猫は7歳くらいが老猫、シニア猫と呼ばれるようになります。
消化機能が衰えたり、尿路結石になりやすくなったり、健康トラブルが増えるんですね。
それが原因で病気になると寿命が短くなってしまいます。
逆に、病気を防ぐ上のようなフードなら猫の長生きを後押ししてくれるんですよ。
猫の死因からみる長生きキャットフードの条件
統計から大人の猫の死因を見ると、泌尿器が最も多く、次に消化器や腫瘍、感染症、循環器などになります。
それぞれに対策するフードについて、もっと詳しく紹介しますね。
尿路結石予防にはミネラル少なめのご飯を
泌尿器の病気は上でも触れたように尿路結石が多く、フードで対策できる部分なんですね。
シニア猫に食べさせるなら、マグネシウムやリン、カルシウムなど結石の材料を減らした老猫用フードが最適です。
シニア猫用フードのパッケージを見ると「尿路結石対策しています」と書いている事が多いので、チェックしてみて下さいね。
ローカロリーフードで生活習慣病予防
消化吸収力が落ちたシニア猫はご飯をたくさん食べたがる傾向にあります。
若い猫用のハイカロリーなフードだと太ってしまう事が多いんですね。
肥満の猫は心疾患や肝臓の病気などになりやすいので、シニア猫は体重コントロールしてあげる事が大切です。
できればローカロリーのシニア猫用フードを食べさせるのが長生きの秘訣なんですね。
ちゅーるや猫用おやつをあげすぎるのもカロリーオーバーの原因になるので、たまのご褒美にとどめるのが良いでしょう。
人間と同じく、猫も生活習慣病予防してあげるのが大切です。
胃腸に消化負担の少ないフードが◎
また、猫の死因で15%以上を占めるのが消化器のトラブルです。
ただでさえ老猫は消化吸収力が落ちるので、消化に負担のないフードが良いんですね。
そして消化吸収は生き物にとって体力を使う事なので、シニア猫には辛い事もあります。
タンパク質が少なく、穀物が入っていないグレインフリー仕様が胃腸に優しいのでおすすめです。
乳酸菌や食物繊維など、腸から猫を元気にする成分入りのフードも良いですね。
カリカリを食べない時は消化に良いスープ状のフードもあるので、食いつきが良くない時は試してみるのもひとつです。
シニア猫が長く元気にいるためには、消化に良いご飯も重要なんですね。
正しいキャットフード選びでずっと元気に
簡単にまとめると、尿路結石対策、ローカロリー、消化に良いのが長生きフードのポイントなんですね。
なので、シニア猫にはシニア猫用に調合されたご飯を選んであげれば良いんです。
ローカロリーでもおいしい味付け香り付けがされているので食いつきも悪くありません。
ぜひ、年齢に合わせたキャットフード選びで20歳まで一緒にいられるよう気配りしましょう。